マンション・ビルの防水工事って?
新築時に防水処理は施されていますが、永遠にその効果があるわけではありません。 長年日照や降雨にさらされるので、耐久性、耐候性に優れた素材を用いていても、経年による劣化は避けられません。
気付かぬうちに建物は大きなダメージを受けています。一旦雨漏れが起こると、天井や壁を濡らし、家具や家財を駄目にし、躯体自体もダメージを受けます。
マンションやビルといった大きな建物は、たくさんの人々の生活・仕事の場です。防水対策を怠り、漏水・雨漏りが発生してしまうと、生活や仕事を中断して補修をしなければならない場合があります。建物の資産価値を守り、改修コストを削減するためにも、定期的なメンテナンスや防水対策を行いましょう。
マンション・ビルの防水チェックポイント
マンション・ビルの中で、防水工事が必要な場所はある程度決まっています。 次のような場所は傷みがないか定期的にチェックして頂き、気になる部分がございましたら早めにご相談ください
屋上
屋上は、雨や風だけでなく、紫外線の影響が大きく受けるため、劣化しやすい部分です。普段はあまり使用されない場所ですが、屋上が劣化してしまうと、雨水が建物に侵入してしまうため、定期的なチェックが必要です。
ベランダ・バルコニー
ベランダやバルコニーは、洗濯物を干したり、ガーデニングをしたりと、生活の中で使用されることが多い場所です。屋上に面しているため、やはり痛みやすく、10~15年ごとに補修されることをおすすめします。
階段・廊下
階段や廊下は、多くの人々が日常的に使用する場所です。居住者や働く方が安全に使用できるよう、定期的にメンテナンスや補修工事を行いましょう。
外壁
外壁が劣化すると、ヒビ割れなどから雨水が躯体に浸入し、雨漏りが起こることがあります。一度漏水すると補修の規模が大きくなるので、適切な時期にメンテナンスと補修を行いましょう。